住宅と安心感
学生時代から、住宅まわりのことが気になります。
今の私も、住宅は安心と関わりの強いものだと思っています。
ないと困る。
不具合があっても困る。
気に入るのがみつからなくても困る。
お金がかかりすぎると困る。
とにかく不安になる要素がたくさん。
では、どうしたら安心できるのか。
気に入る住宅をつくれる人になる。
→住宅設計を大学で学ぶものの、センスがないこと発覚。
気に入る住宅を手に入れられるだけの、財力を手に入れる。
→大手企業の総合職を4年半やってみるも、心折れ、退職。
なんだか、うまくいきませんでした。
今、住んでいる家は、夫所有の家です。
居心地をよくするべく、手入れや模様替えにいそしんでいます。
今は大丈夫です。
ただ、ここはいつか地震が来るといわれている東海圏。
物体としての1つの住宅など、いつ壊れるかわからないし、いつかは住めなくなるものです。
そんな物に、私の安心の首根っこを押さえられていて、いいのか。
私は、ただ生きているだけでも、不安でないようになりたい。
家がなくなろうが、家具がなくなろうが、服がなくなろうが、
また、その状態から、日々を大事に味わえる人になりたいです。